コトブキヤが展開するオリジナルの美少女プラモデル『フレームアームズ・ガール』にて、塗装・組み立て済みの新シリーズ「P3(ピースリー)」が始動。その第1弾アイテム、「P3 轟雷」が2025年4月25日(金)にいよいよ発売!
この「P3」シリーズおよび「P3 轟雷」は、果たしてどのようなポテンシャルを秘めているのでしょうか? この記事ではその商品仕様や内容を電撃ホビーウェブの撮り下ろし写真でチェックしていきます!
コトブキヤの新提案「P3(ピースリー)」とは?
「P3=PRE-PAINTED、PRE-ASSEMBLED、PLAMODEL」。つまり「塗装済み、組み立て済み、プラモデル」の意味で、パッケージから取り出してすぐに遊べる完成品プラモデルシリーズです。
新シリーズ第1弾は、「フレームアームズ・ガール」シリーズを代表するキャラクターである「轟雷」! 関節機構などが新基準にアップデートされた「轟雷改 Ver.2」のキットをベースに、「轟雷」部分が塗装組み立て済み状態で商品化されています。
まずは商品の顔、パッケージをチェック
「P3 轟雷」のパッケージです。箱は通常の組み立てキットの「轟雷」と比べて一回り小さく、また商品が見えるウインドウが設けられているのが特徴。塗装済みのお顔がしっかり見えるので、そのクオリティを確認し、安心して購入することができます。このあたりは完成品アクションフィギュアに近い感覚ですね。
箱から取り出したブリスターと内容物です。
正面向き顔、右向き顔、すまし顔と3種類の顔パーツが付属。差し替えて違った表情を楽しめます。
ハンドパーツはPVC製の球体関節版の手首で、握り拳、平手【1】、平手【2】、武器持ち手【1】、武器持ち手【2】という5種×左右分の、計10点が同梱されています。
本体に取り付ける武装として、背部キャノンとナイフホルダー&ナイフも付属しています。
背部キャノンを取り付けるだけですぐに完成! 全高は約150ミリ。ナイフとナイフホルダーは各部の3ミリ径の穴に取り付けることができます。組み立て・塗装済みということで、すぐに遊べるだけでなく、キットをきれいに組むために必要な塗料やサンドペーパーなど、消耗材のコストがかからないのも嬉しいポイントです。
(C) KOTOBUKIYA
装備パーツを取り付ければすぐ完成!!
「P3 轟雷」は従来のプラモデル版におけるデコレーションマスター(塗装見本)をベースとした塗装が施されています。ゲート跡も処理されており、高水準な塗装済み・組み立て済みプラモデルに仕上がっています!
基本的にはプレーンな単色塗装ですが、頬部分にはチークとハイライトが入って可愛いお顔に仕上がっていますね。瞳のプリントも精密です。
各部のマーキングはタンポ印刷で再現されています。腰の小さな丸のディテールなど、細かい部分もしっかり塗り分けされています。
(C) KOTOBUKIYA
アップデートされた可動性能をチェック!
ここからは「轟雷改 Ver.2」のキットを引き継ぐとともに、新基準にアップデートされた可動性能を見ていきましょう。各部が可動し、ヒザ立ちを含めさまざまなアクションポーズを取らせることができますよ。
肩は引き出し式で、腕の可動範囲が確保されています。
胸のアーマーは上下にスライドします。
胴体と腰がボールジョイントで接続されており、体を反らせることができます。
左右のスカートパーツは、横にはね上げられます。
腰前面のアーマーと前面スカートもはね上げられ、脚を前に上げることもできます。
太モモの付け根はボールジョイントの受け部分自体も可動します。ちなみにスカート下のボディスーツ(パンツじゃない!)はストライプが鮮やかですね。
太モモ側面のアーマーは取り付け基部が上下にスライド可動し、これにより脚の可動範囲が確保されています。
靴パーツ内部の引き出し関節でスネを前傾させることができます。さらにヒールやスネ前面の装甲パーツも可動するため、いろんなポーズで接地性は良好!
脚部クローラーは2軸可動で後方に展開可能! 「轟雷改」の際にアップデートされた履帯の造形も緻密です。
(C) KOTOBUKIYA
可動性能を活かしてポージングを楽しもう!
大胆なポージングをアシストしてくれるのが、コトブキヤの「フライングベース」や「ニューフライングベース」。背中や腰背面にある3ミリ径穴に接続することで、躍動感のある片足立ちや跳躍ポーズでも飾っておくことができます。
プレーンな単色仕上げでそのまま遊ぶのもいいですが、組む手間がなくなってできた余裕を利用して、お化粧をしてあげたり、汚し塗装や追加デカールで手を加えて仕上げるのも楽しそうですね。
ポーズに合わせてフェイスパーツを差し替えて、さまざまなシチュエーションを表現できます!
また、一部のアーマーパーツを取り外して軽装状態にもできます。不思議とお澄まし顔のフェイスパーツが恥じらいの表情に見えてきますね。
(C) KOTOBUKIYA
「M.S.G」を活用したカスタマイズで「P3」を1000%楽しもう!
アクションフィギュアとして買ってそのまま楽しむこともできますが、元はユーザーが手を加えることが前提のプラモデルがベースですので、塗装や改造、カスタマイズなど、さらに自分で手を加えて楽しむことのもオススメです。そんな時にもって来いなアイテムが、コトブキヤが展開している「M.S.G〈モデリング・サポート・グッズ〉」!
「M.S.G」は接着剤不要の組み立てキットで、銃器、刀剣、ブースターにアーマーと、実にさまざまな種類のサポートアイテムが発売されており、共通の3ミリ径のジョイントで自在に組み合わせることができます。
「ヘヴィウェポンユニット」などの大型オプションは、箱入り商品として発売されています。
「フレームアームズ・ガール」をはじめとするコトブキヤの商品群には全身に3ミリ径の接続穴が設けられています。こちらにさまざまな「M.S.G」が接続可能なのです! ちなみにこうした穴を塞ぐ装甲パーツも「M.S.G」として発売されていますよ。
火力盛り盛りの攻撃力特化改修! ここでは「M.S.G ウェポンユニット36 ミサイル&レドーム」、「M.S.G ウェポンユニット07 ツインリンクマグナム」、「M.S.G ヘヴィウェポンユニット10 バイオレンスラム」、「M.S.G ヘヴィウェポンユニット17 リボルビングバスターキャノン」を使用しました。
「M.S.G」には銃器だけでなく、ファンタジックな刀剣類やブースターパーツなども多数ラインアップされています。手持ちの「M.S.G ヘヴィウェポンユニット46 ガンブレードランス2」はかなり重量のある武装ですが、PVC製の手首でしっかり持たせることができます。
もちろん「M.S.G」自体も塗装して、さらに自分好みにカスタマイズ可能! 塗装した「M.S.G ウェポンユニット29 ハンドガトリングガン」、「M.S.G ウェポンユニット06 サムライマスターソード」、「M.S.G ウェポンユニット55」を組み込んだカスタマイズ例です。
肩の引き出し式関節機構により、ガトリングガンや日本刀を持つポーズがしっかり決まるのも優れたポイント。
このほかの要素として、四肢のジョイントにも互換性があるので、腕や脚部を丸ごと他の『フレームアームズ・ガール』プラモデル商品と交換可能な点も挙げておきたいです。
こうしたさまざまなカスタマイズはこれまでも「フレームアームズ・ガール」の大きな魅力でしたが、「P3」では本体を組み立てて塗装する過程をショートカットできるので、より気軽に改造を楽しむことができますね。貴方もこの「P3 轟雷」のリリースを機会に、奥深い「M.S.G」によるカスタマイズにチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
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