MG 普通版 Z高达 Ver.Ka

简介:

MG Ver.Ka20周年の新たなる挑戦,刻を越えて甦る“原点のゼータ”
「MG 1/100 ゼータガンダム Ver.Ka」
アニメオリジナルプロポーションを追求,
ガンプラ 史上最高峰の変形を実現
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MG Ver.Ka20周年の新たなる挑戦

刻を越えて甦る“原点のゼータ”


「MG 1/100 ゼータガンダム Ver.Ka」


アニメオリジナルプロポーションを追求

#ガンプラ 史上最高峰の変形を実現


MESSAGE|カトキハジメ氏メッセージ

TV版のゼータの設定画を見ると、当時と今とでゼータガンダムのカッコよさというか、MSにみんなが求める“シュッとした感じ”がだいぶ違うところに来ているな、という気がします。当時の設定画は、今見ると皆が共有してるゼータのイメージより頭も腕も大きいし、脚は太い、紙でできたようなパキっとした直線的なイメージだけど、シルエットはガッシリ体型なんです。今回のVer.Kaは、ガンプラで長らく振り返ってこなかったTVの設定画と向かい合うことにチャレンジしています。ゼータガンダムが古びないのは 変形に正解がないデザインだからだと思います。解釈やバランスを自分だったらこうしたいという余地があるんですね。Ver.2.0もRGも組むだけでカッコいい完成品になりますが、ゼータは何度作っても飽きないですから、是非このVer.Kaも見ていただいて、皆さんの中にあるゼータの正解を探してみて欲しいです。

カトキハジメ


MG Ver.Ka

MASTER GRADE Ver.Kaとは

デザイナー カトキハジメ氏がプロデュースする
マスターグレード ブランド。

MGやHGなどプラスチックモデルキットのコンセプトデザインを手がける、カトキハジメ氏がプロデュースを行うマスターグレードブランド。
カトキハジメ氏とBANDAI SPIRITS ホビーディビジョンがタッグを組み、各キットの開発では都度新たなトライが行われている。カトキハジメ氏による監修は、プラスチックの色やマーキングデカールのデザインにまで及ぶ。商品写真、パッケージイラスト、取扱説明書もカトキハジメ氏の指示のもと制作される。

EVOLUTION

ガンプラ「ゼータガンダム」進化の系譜

ガンプラ「ゼータガンダム」はその最大の特徴「変形」を再現するために進化を繰り返してきた。
1985年発売の「1/100 Zガンダム」から差し替えなしの変形を実現。
以降も変形・プロポーションの高次元での両立を目指し検証と研鑽を重ねてきた。

1985

1/100

差し替えなしの変形を実現

『機動戦士Zガンダム』より、1/100スケールでZガンダムが登場。ウェイブ・ライダーへの変形を差替えなしで再現。フライング・アーマーのウィングは開閉、収納が可能。シールドの伸縮、ビーム・ライフルのスライドを再現、グレネード・ランチャーの開閉やカートリッジの脱着ギミックなどを搭載。

1996

MG Ver.1.0

可動と造形、変形ギミックの進化

『機動戦士Zガンダム』より、エゥーゴの可変モビルスーツ「ゼータガンダム」をその精悍なプロポーションまでも再現しキット化。最大の特徴であるモビルスーツからウェイブ・ライダーへの変形を、差し替え無しで再現可能。テールスタビライザーの認識灯はLEDを内蔵し発光。ビーム・ライフルの伸縮ギミックを搭載。

2005

MG Ver.2.0

劇中を意識した造形・形状表現

『機動戦士Zガンダム』よりZガンダムのマスターグレードプラモデルがver.2.0になって登場。従来キットの変形ギミックを進化させ、モビルスーツ、ウェイブ・ライダー両形態でのプロポーションを両立。両形態でディスプレイ可能なカタパルト型ディスプレイスタンドが付属。

2000年には「PG 1/60 Zガンダム」が発売。MS・WR(ウェイブ・ライダー)形態ともに迫力の造形で再現。
ガンプラ30周年を記念して2012年に発売された「RG 1/144 Zガンダム」ではRGならではの実機考証により、
ゼータガンダムの機構をリアルに再現するとともに、1/144スケールでの変形を実現。

2000

PGシリーズ初のMS変形機構搭載

PGシリーズ初のMS変形機構再現キット。MS形態、WR(ウェイブ・ライダー)形態どちらにおいても美しいプロポーションを誇る。特徴的なムーバブルフレームによる変形機構を実現。各種装甲の脱着と、メンテナンスハッチの開閉が可能。LEDによる発光ギミックを搭載しており、頭部カメラアイ、ビーム・サーベル、WR時の翼端灯などが該当。WR時のランディング・ギアは差し替え式のダイキャスト製となっており、大型キットを支えるだけの安定性と耐久性を誇る。

2012

実機考証によるリアルな変形

ガンプラ30周年を記念して登場したRGシリーズの記念すべき第10弾として、ゼータガンダムが登場。 RG独自の実機考証によりゼータガンダムの機構をリアルに再現し、 1/144スケールでの変形を実現。新規アドヴァンスドMSジョイント採用。 リアリスティックデカール付属。

ITEM DETAILS

POINT.01アニメオリジナルの追求

変形する初のガンダム「ゼータガンダム」。プロポーションと変形の両立。永久の命題と共に幾度となく立体化され挑戦と変化を遂げてきた。初代「1/100 Zガンダム」発売から約40年。今、原点に回帰しTVオリジナルの姿を追求。モビルスーツとウェイブ・ライダー(以降、WR)いずれにも妥協のないプロポーションをガンプラ最新フォーマットで具現化。

アニメ設定画徹底検証によるプロポーション再現

設定画の正面・側面と比較しながら設計モデルを検証。頭部のサイズや眉間の長さ、インテーク・フェイスマスクなど細部まで形状を調整。アニメオリジナルに最も近く、どこから見ても美しいフォルムを追求。

胸部は設定画を参考に、下を向いて薄めの黄色いダクト、厚みを抑えた胸斜面などアニメに登場するゼータガンダムの特徴的な形状を追求。変形との両立をさせるため、「1/100 Zガンダム」以来見送られてきたこの姿が、胸部スライド機構ほか技術の向上により約40年の刻を経てMG Ver.Kaでついに実現。

頭部から脚先までアニメオリジナルプロポーションを追求。特徴的な脚部は厚みや直線ラインを検証し劇中フォルムを彷彿させるシルエット美を実現。

POINT.02“可動”と“固定”が紡ぐガンプラ史上最高峰の変形

過去のゼータガンダム及び可変MSガンプラの変形機構を再研究。変形の際に複雑な構造やストレスに成り得る部分を徹底検証。
劇中表現やMGならではの細部ギミックにこだわりつつスムーズな変形を実現。
変形工程には各所ロック機構を採用。MS形態での可動を活かしつつ、WR形態では航空機モデルで求められる保持力を追求。
可動と固定のメリハリによりゼータガンダムの理想的な変形を実現。

TRANSFORMATION

01. 頭部・胸部の変形

胸部にはスライド伸縮ギミックを搭載。これによりアンテナの干渉を避けた変形が可能に。


02. 頭部・腕部の収納

頭部の収納により胴体部の可動にロックがかかる新機構を搭載(特許出願中)。MS形態では可能な腰部可動をWR形態では固定して安定したフォルムを構築。


03. 股関節の変形・腰アーマーの収納

前後スカートのロックを解除し股関節ジョイントを展開。股関節ジョイントは多軸で構成され安定した脚部の変形を実現。


04. 翼の展開・腕部の収納

フライング・アーマーは接続軸をよりシンプルに設計。分かりやすい変形の動き、また劇中を彷彿とさせる回転する変形シークエンスを実現し、何度でも変形させたくなるゼータに。



05. 脚部の変形

複数の内部フレームパーツが連動して、脚部は2段階での折り畳みが可能。よりコンパクトな劇中に近いフォルムを形成し、足元の収納も含めて美しいシルエットに整えている。バーニアと装甲はスライドギミックで露出。



06. シールドの取り付け・WRの完成

サイドスカートなど機体各所のロック機構により安定したWR形態を実現。シールドは下部に折れる新機構を搭載し、全体がクサビ形のようなシルエットになるよう設計。劇中さながらのWRの鋭さを表現。


POINT.03Ver.Ka20周年ギミックとメカ表現の進化







胸部のスイングや腰のせり出しなど、過去変形構造と両立が難しかった可動を搭載。計5つの可動軸が迫力のあるアクションだけでなく、絶妙な角度の表情付けも演出。

「ウェイブ・ライダー」形態の劇中プロポーション追求





マーキングや成形色による細部ディテール表現

カトキハジメ氏デザインの水転写式デカールが付属。機体各所にメタリックなエクストラフィニッシュ加工を採用。グレーパーツとの組み合わせで、メカニカルな多層感・重厚感を演出。機体の黄色部分はすべて成形色で再現。

豊富な武装とハンドパーツ、パイロットスーツ姿のカミーユフィギュアが2種付属。


連載 第1回

2022年6月に「HOBBY NEXT PHASE」にて新商品が企画進行中であることが発表された、デザイナー・カトキハジメ氏がプロデュースするマスターグレードブランド“MG Ver.Ka”。本シリーズが今年で20周年を迎えることを記念して、今月と来月の2回にわたり20年の軌跡を辿りながら、シリーズの魅力と特徴を探っていく。

【MG Ver.Kaアイテムリスト】


発売月               商品名


2002年   12月    MG 1/100 RX-78-2 ガンダム Ver.Ka    

2004年     3月    MG 1/100 ウイングガンダム Ver.Ka    

              12月    MG 1/100 ボール Ver.Ka    

2006年     9月    MG 1/100 クロスボーンガンダムX1 Ver.Ka    

2007年   12月    MG 1/100 ユニコーンガンダム Ver.Ka    

2008年   12月    MG 1/100 シナンジュ Ver.Ka    

2009年   12月    MG 1/100 ヴィクトリーガンダム Ver.Ka    

2010年     7月    MG 1/100 Vダッシュガンダム Ver.Ka    

                7月    MG 1/100 コア・ブースター Ver.Ka    

2011年   12月    MG 1/100 フルアーマーユニコーンガンダム Ver.Ka    

2012年   12月    MG 1/100 νガンダム Ver.Ka    

2013年     2月    MG 1/100 シナンジュ・スタイン Ver.Ka    

                6月    MG 1/100 クロスボーンガンダムX2 Ver.Ka    

              12月    MG 1/100 サザビー Ver.Ka    

              12月    MG 1/100 クロスボーンガンダムX3 Ver.Ka    

2014年     8月    MG 1/100 Hi-νガンダム Ver.Ka    

                9月    MG Hi-νガンダム Ver.Ka用 HWS拡張セット    

2015年   12月    MG 1/100 V2ガンダム Ver.Ka    

2016年     1月    V2ガンダム Ver.Ka用 拡張エフェクトユニット“光の翼”    

                7月    MG 1/100 フルアーマー・ガンダム Ver.Ka(GUNDAM THUNDERBOLT版)    

              12月    MG 1/100 高機動型ザク“サイコ・ザク” Ver.Ka(GUNDAM THUNDERBOLT版)    

              12月    MG 1/100 νガンダム HWS Ver.Ka    

              12月    MG νガンダム Ver.Ka用 HWS拡張セット    

2017年    6月    MG 1/100 クロスボーン・ガンダムX2改 Ver.Ka    

               9月    MG 1/100 ダブルゼータガンダム Ver.Ka    

             12月    MG 1/100 ダブルゼータガンダム Ver.Ka用 強化型拡張パーツ    

             12月    MG 1/100 強化型ダブルゼータガンダム Ver.Ka    

2018年    3月    MG 1/100 ユニコーンガンダム2号機 バンシィ Ver.Ka    

             12月    MG 1/100 V2アサルトバスターガンダム Ver.Ka    

             12月    MG 1/100 V2ガンダム Ver.Ka用 アサルトバスター拡張パーツ    

2019年    8月    MG 1/100 クロスボーン・ガンダムX0 Ver.Ka    

2020年    2月    MG 1/100 FAZZ Ver.Ka    

               9月    MGEX 1/100 ユニコーンガンダム Ver.Ka    

             11月    MG 1/100 ウイングガンダムゼロEW Ver.Ka    

2021年    5月    MG 1/100 クロスボーン・ガンダムX1(パッチワーク) Ver.Ka    

(2022年8月現在)    

青字がカトキ氏デザインのMS、赤字がそうでないMS(黒字は拡張セットなどの商品)。バリエーション展開も考慮すると、カトキデザインMSに偏っているわけではなく、Ver.Kaが初立体化の商品もあれば、主役級の人気MSなどさまざま。シリーズの特徴は以下が挙げられる。


開発では毎回、何らかの新しいトライアルが行われている。



カトキ氏の監修は、プラスチックの成型色やマーキングデカールのデザインにまで及ぶ。



商品写真、パッケージイラスト、組立説明書もカトキ氏のディレクションで制作される。


MG 1/100 RX-78-2 ガンダムVer.Ka

リアル志向の模型ファンの要望に応えたシリーズ第1作

シリーズ第1作。アニメ設定から大幅なディテールが加えられている。1990年にガンダム10周年を記念してHGシリーズが立ち上げられ、解説書用にカトキ氏が描き起こしたイラストが本作のベースとなった。HGシリーズではリアル志向の模型ファンの要望に応えようと、大河原邦男氏が新しくデザイン画を手がけ、カトキ氏は大河原氏のデザイン画を元にイラスト数点を仕上げている。この経験を元に、“機体の内部に関節や装置があることを感じさせるRX-78-2ガンダムとは?” というテーマに取り組み生まれたのが、本キットのデザインだった。

パッケージデザイン

Ver.Kaのパッケージは通常のMGとは別デザインで、白地に英字ロゴが入る。カトキ氏が手がけるCGイラストは“素立ち”で、腰のひねりや腕の角度など何度も調整され仕上げられている。背景には別形態や別アングルのイラストが入る場合もある。

MG 1/100 RX-78-2 ガンダムVer.Ka 商品詳細ページへ


価格

3,520円(税10%込)    

発売日

2002年12月下旬    

対象年齢

15才以上    


MG 1/100 ウイングガンダム Ver.Ka

ラウンドシェイプで構成されたラインと8頭身プロポーション

『新機動戦記ガンダムW Endless Waltz』のMSV的展開をめざし、ウイングガンダムゼロ(EW版)からさかのぼる形でデザインされた機体。複雑な面構成の翼とポップなカラーリングが新鮮であった。全体がラウンドシェイプで構成され、スマートなデザインとなった。ガンプラで8頭身プロポーションを再現したのはこのキットが初だろう。

MG 1/100 ウイングガンダム Ver.Ka 商品詳細ページへ


価格

3,850円(税10%込)    

発売日

2004年03月上旬    

対象年齢

15才以上    


MG 1/100 ボール Ver.Ka

MG初の三重構造を実現した、メカニカルな魅力が詰まった量産機

OVA『機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』に登場したRB-79C改修型をベースに、ディテール、オリジナルマーキングが追加された。内部フレームは芯となるコアフレーム、その上に被せるトラスフレームの二重構造になっており、これに外装が加わることで、MG初の三重構造を実現している。アームの一部には金属シャフト、コードが使用されている。

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価格

2,200円(税10%込)    

発売日

2004年12月上旬    

対象年齢

15才以上    


MG 1/100 クロスボーンガンダムX1 Ver.Ka

漫画原作の15m級MSを多彩な素材を駆使して再現

富野由悠季氏原作による漫画『機動戦士クロスボーン・ガンダム』(KADOKAWA刊)に登場。小型化された機体には合体・変形ギミックを内蔵し、マントの素材には不織布を使用。まだ店頭販売が主流だった時代に、映像化されていないMSをキット化するのはVer.Kaらしいチャレンジと言えた。漫画の人気を受けて、バリエーション展開も充実している。

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価格

3,850円(税10%込)    

発売日

2006年09月29日    

対象年齢

15才以上    


MG 1/100 ユニコーンガンダム Ver.Ka

いくつかの限界へ挑み、映像化への弾みとなった“始まりの機体”

小説『機動戦士ガンダムUC』(KADOKAWA刊)でカトキ氏は、映像化や商品化の際にはハードルとなるような、難しいデザインにあえて挑戦している。ユニコーンガンダムでは“変身”のギミック、限界まで大きくしたV字アンテナ、発光するサイコフレーム、真っ白な機体色が盛り込まれた。これらの挑戦が作品を映像化へと導く一端となった。

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価格

5,500円(税10%込)    

発売日

2007年12月    

対象年齢

15才以上    


MG 1/100 ヴィクトリーガンダム Ver.Ka

オーソドックスなデザインに、限界まで盛り込まれた変形ギミック

TV『機動戦士Vガンダム』のヴィクトリーガンダムはカトキ氏初期のデザインで、15m級の機体にコア・ブロック・システムが盛り込まれていた。放送後、久しぶりの商品化となったVer.Kaでは大胆なアレンジを行わず、ほどよいバランスでまとめられている。オーソドックスだが曲面主体のボディには、限界まで変形ギミックが詰め込まれている。

MG 1/100 ヴィクトリーガンダム Ver.Ka 商品詳細ページへ


価格

4,180円(税10%込)    

発売日

2009年12月19日    

対象年齢

15才以上    


MG 1/100 フルアーマーユニコーンガンダム Ver.Ka

現地改修としながら、キット化を視野に入れてデザインされた装備類

小説『ガンダムUC』の連載時、クライマックスでの決戦仕様として用意されたフル装備。ストーリー展開を考慮して、ストック品をフル活用した急造タイプとしてデザインされた。Ver.Kaオリジナル武器ハイパー・ビーム・ジャベリンや94式ベースジャバーなど、破格のオプションが商品に盛り込まれ、アニメでも活用された。

MG 1/100 フルアーマーユニコーンガンダム Ver.Ka 商品詳細ページへ


価格

8,800円(税10%込)    

発売日

2011年12月24日    

対象年齢

15才以上    

トップページ > MG Ver.Ka20周年記念企画 ドキュメンタリー"Ver.Ka" 連載 第2回

連載 第2回

MG Ver.Ka20周年を記念した連載第2回では、監修作業やマーキングデザイン、香港で開催された個展を紹介しながら、後半のアイテムから6機をピックアップ!

監修作業

初期に描かれたZZガンダム Ver.Kaの開発画稿。本キットの開発でポイントとなるトライアルが書き込まれている。胸部周りのラインや、肩のパーティングラインの位置、内部メカのグレーパーツを入れる箇所などさまざまな提案がされている。

ガンプラではCADによる設計が主流となっているが、曲面主体のパーツを設定画稿やイラストだけを頼りに立体化するのは難しい。ラウンドフォルムのV2ガンダムではカトキ氏が直接、試作品にパテを盛って削り、微妙な曲面のニュアンスを開発陣に伝えていた。また、この時点ですでにアサルトバスターパーツを装着する検証も行われていた。

マーキングデザイン

カトキ氏による迷彩パターン案

迷彩パターンの塗装サンプル3種

水転写式デカール

カトキ氏がデザインするVer.Kaオリジナルマーキングもシリーズの魅力のひとつ。MG Hi-νガンダム Ver.Ka用 HWS拡張セットには、迷彩パターンのシールド用マーキングが付属。迷彩を塗装で表現するのは初心者にはハードルが高いため、キットでは水転写デカールで再現している。開発では出渕裕氏が描いたモノクロイラストを元に、迷彩のパターンや色をいくつか提案し、試作品では濃度の異なる3種類の塗装サンプルが用意され、最適な迷彩パターンのデカールを開発していった。

成型色

完成品見本

カラーチップ

テストショット

Ver.Kaでは、開発陣と相談しながらカトキ氏がカラーレシピを作成、それを元に完成品見本が製作され、撮影にも使用される。この完成品見本を参考に成型色が最終決定される。ハードディテールのサザビーVer.Kaの装甲は、赤だけでも3色で表現されていた。

組み立て説明書

組み立て説明書には、カトキ氏のインタビューや設定イラスト、商品紹介などが収録されている。設定イラストは描き下ろしで、表紙も毎回、カトキ氏が構図を決め、エフェクトなどもカトキ氏が仕上げている。

2015年、香港でKATOKI HAJIME EXHIBITION Ver.Ka Archives開催

香港で2015年に開催された「GUNDAM docks at Hong Kong II」では、カトキ氏の個展が開かれた。海外で初となったこの個展ではVer.Kaの歴代アイテムをパッケージイラストとともに展示。また会場限定「MG 1/100 RX-0 UNICORN GUNDAM “Ver.Ka” [CODE_852]」も販売された。(現在販売終了)

MG 1/100 νガンダム Ver.Ka

定番人気のMSを
大胆に造り込むことに
チャレンジ

10年目の節目に商品化されたνガンダムVer.Kaは、「ガンダムフロント東京」で上映されたCGムービーと連動したデザインになっていた。ハードディテールの装甲がスライド、もしくはパージすることで内部のサイコフレームが露出する〈発動モード〉がデザインに盛り込まれ、キットでも再現されている。

MG 1/100 νガンダム Ver.Ka 商品詳細ページへ


価格

7,700円(税10%込)    

発売日

2012年12月15日    

対象年齢

15才以上    


MG 1/100 高機動型ザク“サイコ・ザク” Ver.Ka
(GUNDAM THUNDERBOLT版)

アニメ版デザインを
Ver.Ka最大のボリューム
で立体化

太田垣康男氏による漫画『機動戦士ガンダム サンダーボルト』のアニメ制作にカトキ氏も参加し、アニメスタッフの意見を取り入れながらサイコ・ザクのデザインをまとめていった。本キットもアニメ版デザインをベースに開発され、ビーム・バズーカと大型ロケットブースターを装備した姿はVer.Ka最大のボリュームとなった。

MG 1/100 高機動型ザク“サイコ・ザク”Ver.Ka(GUNDAM THUNDERBOLT版) 商品詳細ページへ


価格

9,900円(税10%込)    

発売日

2016年12月16日    

対象年齢

15才以上    


MG 1/100 ダブルゼータガンダム Ver.Ka

対極の解釈を盛り込みながら変形と可動の両立にも挑む

ZZガンダムは小林誠氏が描いたどっしりとしたオリジナルデザインと、明貴美加氏がデザインしたスマートな強化型ないしフルアーマー、ふたつの解釈が存在するMSであった。Ver.Kaは、ノーマルの状態ではTV前半のイメージを追いながら、変形と合体、可動の両立にも挑戦している。強化型、FAZZを視野に入れた機構になっているのもポイント。

MG 1/100 ダブルゼータガンダム Ver.Ka 商品詳細ページへ


価格

6,600円(税10%込)    

発売日

2017年12月01日    

対象年齢

15才以上    


MG 1/100 V2アサルトバスターガンダム Ver.Ka
(2018年12月 プレミアムバンダイ販売アイテム)

スタイルを損なわずふたつの装備を同時に装着

強襲型と中・長距離戦型装備を同時に装着した〈アサルトバスター装備〉は、〈光の翼〉とともにV2ガンダムの最終決戦仕様といえた。Ver.Kaでは変形・合体するV2ガンダムにふたつの装備を装着するギミックを盛り込み、しかもスタイルは損なわない。加えて密度感のあるディテールをプラスさせることにチャレンジしていた。

MG 1/100 V2アサルトバスターガンダム Ver.Ka 商品詳細ページへ


価格

7,700円(税10%込)    

発売日

2019年09月    

対象年齢

15才以上    


MGEX 1/100 ユニコーンガンダム Ver.Ka

アニメで登場するギミックを網羅したMGEX第1弾

MGEX第1弾となった本作では、映像で描かれたユニコーンガンダムのギミックが盛り込まれていた。サイコフレームの発光が変化する演出、プロポーション、変身ギミックの共立は高難度の挑戦となった。これを可能にしたのがフレキシブルLEDシートで、フレーム内に組み込むことで、可動を犠牲にすることなく発光させることができた。

MGEX 1/100 ユニコーンガンダム Ver.Ka 商品詳細ページへ


価格

25,300円(税10%込)    

発売日

2020年09月12日    

対象年齢

15才以上    


MG 1/100 ウイングガンダムゼロEW Ver.Ka

モデル体型のボディで、可動ギミックを追求していく

MGで2度目の立体化となったVer.Kaでは、細身のモデル体型で可動を追求するトライアルが行われた。脚の長いデザインに、ヒザを深く曲げるための関節機構を取り入れ、両手撃ちを可能にする関節ギミックなども盛り込まれた。ネオバード形態への変形、折り畳みギミック付きのツインバスターライフルといった設定のアップデートにも対応していた。

MG 1/100 ウイングガンダムゼロEW Ver.Ka 商品詳細ページへ


価格

6,050円(税10%込)    

発売日

2020年11月28日    

対象年齢

15才以上    


2022年9月29日「GUNDAM NEXT FUTURE TOKYO BASE」会場にて

MG Ver.Ka新アイテムを公開予定



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厂商 万代
系列 MG系列拼装模型
级别或分类 普通版
发售时间
2023年02月
价格 6500日元
名称 Z高达 Ver.Ka
人物名 MSZ-006 Z高达
版本 普通版
比例 1/100
原型师 Katoki Hajime
材料种类 塑料
玩具分类 塑料拼装模型
参与创建 Kahodo凤凰院凶真